これまでの日本の習慣として「男は外で仕事、女は中で 家事・育児」という、性別役割分担があり、保育所や幼稚園の先生も、女性が当たり前という考えが続いてきました。
しかし、1999年4月の男女雇用機会均等法の改正に伴い、性別を示す職種での求人が禁止されました。
その一環として「保母」から「保育士」に 呼称が統一されたことにより、全国的に男性保育士が増加し、現在では、男性保育士は4000人を越すものと推定されております。
家庭には父母がいるように、保育所・幼稚園にも男女両方の先生がいた方が自然だかもしれません。
また、男女のどちらが保育士に向いているとは、女性と男性、それぞれに長所・短所があるため、一概には言い難いところです。
いずれにしても、男性保育士に求められるものは、父性的な関わり、女性保育士には出来ないダイナミックな遊びなどでしょう。
現在、男性保育士や男性幼稚園教諭の割合はかなり低いですが、今後は、着実に数が増えて行くことが予想されます。
いずれにしても、男女双方が長所を伸ばしあい、短所を補っていけばよい、保育が提供できるのではないでしょうか。
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